======ガーデニングについて======
ガーデニングがブームである。テレビ、雑誌に毎日にように取り上げられている。おかげで花市場も元気のようだ。
マンションのベランダでもコンテナガーデンと称し鉢植えの植物をメインとしたガーデニングが紹介され、庭がなくてもみなさんガーデニングを楽しんでいるようである。
結構な事だと思うが中にはブームにのせられて寄せ植えの鉢を買い込み水もやらず枯れたら鉢ごとごみ置場へなどどいう不謹慎な人もいるようで困ったものだ。
植物も動物と同じように生き物である。まさか小鳥を鳥かごといっしょにかってきて餌もやらず死んだら鳥かごごとごみ置場へなどどいう人はいないだろう。
10年以上前になるがアメリカにいった時、ウィークエンドにフェンスを作ったり、ペンキ塗りをしたり、庭木を手入れしたりといったいわゆるガーデンニングをしている光景をよくみかけた。
みんな器用にフェンスをつくるものだと感心してしまったがホームセンターにいってみると木製のラティスフェンスなどのガーデニンググッズが所狭しと並べられ、ガーデニング用のハウツー雑誌も豊富にあったのである。
当時の日本でもDIYはあったが棚をつくる木材が置いてある程度でガーデニンググッズなどはほとんどなかったのである。
それに比べると最近の日本のホームセンターもアメリカ並みになってきた。ラティスフェンスなども1畳ほどの大きさで枠込みで5000円以下で売っている。レンガや石材、枕木、トレリス、テーブル、イス、花物など品ぞろえも豊富で安い。ガーデニングに興味がなかった人でもおもわず買いこんでしまいそうだ。
乗用車が運べないような大きなものは店のトラックを無料で貸し出しているところもある。あるホームセンターではH鋼の切断サービスまであり、とても素人が扱えるとは思えず、客も業者風であった。なにしろ最近のホームセンターはすごいのである。ホームセンターの品ぞろえ、ガーデニングの本も豊富で現在の日本のガーデニング環境も大分充実してきたようだ。
ガーデニングのハウツー本といえば日本では鎌倉時代につくられた作庭記というおそらく世界で最古のガーデニングマニュアルがある。もちろんジャパニーズガーデンのマニュアルだが現代のガーデニングにも通じるところがあるかもせれない。
興味のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがだろうか?
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