温暖化が大きな社会問題になっている。特に都市部ではヒートアイランド現象とのダブル攻撃で気温は年々上昇している。
一般に温暖化を問題とする場合は年平均気温がデータとして扱われているが植栽においてはその地域の年最低気温の平均が重要なデータとなる。(クライメイトゾーン参照)
そこで東京を例として年最低気温(平均)の変化をみてみると
1961-69 :-3.7℃
1970-79 :-2.6
1980-89 :-1.7
1990-99 :-1.1
2000-09 :-0.7*
2010 :-0.4*
となる。
約40年間で東京の年最低気温(平均)は約3℃も上昇しているということにる。
ちなみに東京の年平均気温は同期間で約1℃上昇してる。(全国平均では0.5℃)。これは一般に言われている温暖化、ヒートアイランド現象の指標より植栽環境はさらに急激に変化しているということである。
-0.8℃という値は鹿児島県指宿、アメリカのフロリダとほぼ同じである。
私の住む東京下町ではゼラニウム(ペラルゴニウム)、ノボタン、カポック(シェフレラ)などは路地植えで問題なく越冬しているし、インドゴムノキが街路樹の植桝から生え、街路樹化ているのも見かけた。
四国、九州などに多いカジイチゴ(落葉~半落葉低木)なども路地で冬でも葉を落としていない。ちなみに気象庁の記録によると東京の最低気温は1876年1月13日に記録された-9.2℃、明治維新の頃はかなり寒かったということである。
当時と比較すると最低気温がほぼ10℃も上がっている訳である。このままだと東京では寒冷地向落葉樹は生育できず街路樹はゴムの木になるかもしれない。街路樹がゴムの木になるだけならよいが問題はもっと深刻である。
温暖化を食い止めるには二酸化炭素を同化する必要がありそのためにも緑化は重要なファクターになっている。
*2011/9 最低気温のデータを更新しました。
となる。
約40年間で東京の年最低気温(平均)は約3℃も上昇しているということにる。
ちなみに東京の年平均気温は同期間で約1℃上昇してる。(全国平均では0.5℃)。これは一般に言われている温暖化、ヒートアイランド現象の指標より植栽環境はさらに急激に変化しているということである。
-0.8℃という値は鹿児島県指宿、アメリカのフロリダとほぼ同じである。
私の住む東京下町ではゼラニウム(ペラルゴニウム)、ノボタン、カポック(シェフレラ)などは路地植えで問題なく越冬しているし、インドゴムノキが街路樹の植桝から生え、街路樹化ているのも見かけた。
四国、九州などに多いカジイチゴ(落葉~半落葉低木)なども路地で冬でも葉を落としていない。ちなみに気象庁の記録によると東京の最低気温は1876年1月13日に記録された-9.2℃、明治維新の頃はかなり寒かったということである。
当時と比較すると最低気温がほぼ10℃も上がっている訳である。このままだと東京では寒冷地向落葉樹は生育できず街路樹はゴムの木になるかもしれない。街路樹がゴムの木になるだけならよいが問題はもっと深刻である。
温暖化を食い止めるには二酸化炭素を同化する必要がありそのためにも緑化は重要なファクターになっている。
*2011/9 最低気温のデータを更新しました。
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